社長略歴

社長略歴

社長略歴

株式会社イーズ 代表取締役社長 平澤 寛

日本ウォーターズリミテッド(株)
米国マサチューセッツ州に本社を持つウォーターズリミテッド社の日本支社。
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の専門メーカー
教育課課長・応用研究課課長として従事した。

レイタスジャパン(株)
ドイツ アルスバッハに本社を持つレイタスGmbhの日本支社。
製薬企業向け包装ライン上のセキュリティーシステムを販売、ドイツ国内に於いては90%のシェアを誇る。
営業部部長・代表取締役社長として従事した。

千代田化工建設(株)
千代田化工建設(株)は日本最大手のエンジニアリング会社。
医薬品プロジェクト部課長・医薬品技術部部長代理として従事した。

リッカーマン(日本)(株)
ドイツ ハンブルグに本社を持つリッカーマンGmbhの日本支社。
第一営業本部プロジェクトマネジメント室室長・第一営業本部副本部長として従事した。

ビーエスエム(株)
ビ―エスエム(株)は日本臓器製薬(株)傘下の用水関連プラントメーカー
製薬企業向け生産設備を担当、営業技術統括部副部長として従事した。

株式会社イーズ
製薬会社向けエンジニアリング・バリデーションおよび特殊検査機の販売
エンジニアリング本部本部長・代表取締役社長として従事、現在に至る。

若き頃のエンジニアリング(趣味)

若き頃のエンジニアリング(車・オーディオ・写真)の経験が現在の仕事に大きく結びついています。

電気的に、昔はプラグ点火にイグニッションコイルからの高電流をディストリビュータ(点火電流を各気筒の点火プラグに分配する装置)にて気筒毎に分配し点火していました。
高電流分配はある意味放電分配ですので、効率が悪くエンジン性能も上がりませんでした。
ディストリビュータを無接点信号分配とし、CDI(キャパシター・ディスチャージド・イグニッション:コンデンサからの放電を利用した電子制御式点火装置)点火にすることにより効率的にエンジン性能を上げることが出来ます。
その当時、アキバで部品を買い自作でCDI点火システムを構築し、知合いの車を含め10台ほど改良し大好評でした。
現在ではほとんどの車が電子制御式分配点火もしくはダイレクト点火となっています。

メカ的には、空気とガソリンの気液混合比率(キャブレターなど)・エンジンの吸気効率(配管径と鏡面研磨など)・排気効率(等長分配組合せとマフラーの径・材質など)・エンジン特性の変更(点火時期など)のエンジン廻りと、走行性をつかさどるショックアブソーバー(振動減衰装置)・コイルスプリング(路面からの衝撃を緩和する装置)・スタビライザー(平行維持部品)・ブレーキ等と最終的なホイールアライメント調整(ホイールの整列具合で走行性能に大きく影響)による走行特性の変化の確認をし、最良のセッティングの追及をしました。
(ちなみにホイールアライメント4種の要素はトー角・キャスター角・キャンバー角・キングピン角です・・・ご興味のある方は検索願います)

最終的に高速走行での確認が必要となり、1984年にコンペティションライセンス(B級)を取得し、矢田部テストコース・富士スピードウエイにて高速運転時のダウンフォース(ボディを路面に押付ける空力特性)を含むトータルバランスを確認し、究極のセッティングを目指しました。
(当時の矢田部テストコースでの空力特性の確認は、専門誌「ル・ボラン」に掲載されました)

Competition用チタンマフラー

マフラー全体

初めてのCompetition License

初めてのCompetition License

Competition Car

Competition Car

上記の経験が、生産・製造設備などの、メカ機構の確認と修正(指示)・音及び温度によるメカ異常の確認と修正(指示)・電気的タイミングの確認と修正(指示)・PTPシート安定搬送の確認と修正(指示)等が瞬時に把握できるようになりました。

オーディオ

昔のオーディオは電気的にアナログの世界でした。
その中で、ランバーコア積層のプレーヤーベース・真空管アンプ・スピーカボックスなど、全てのオーディオシステムを自作しました。
また、極太銅線による周波数分配ネットワークコイルを自作し3ウェイスピーカシステム(オンキョー)の構築もしました。
(3ウェイとは1台のメインアンプから出力される周波数をコンデンサとコイルで周波数分配し、高音・中音・低音スピーカーをドライブする方式)
最終的にはJBL3チャネルマルチスピーカーシステムを構築しています。
(3チャネルマルチとはあらかじめデバイダーにて周波数分配し、高音用メインアンプ・中音用メインアンプ・低音用メインアンプに個別供給し、3台のメインアンプからスピーカーをダイレクトにドライブする方式)
(専門誌に掲載され、オーディオメーカーが何回も視聴に来て、自社のアンプを接続し確認していました)
最近オーディオもデジタル化していますが、オーディオの世界は未だ配線の太さや銅線の純度などが、音質に大きく影響するなど、官能的な部分が多々あり、良い経験をしました。

オーディオの場合、生産・製造設備など直接的に経験を生かすことは少ないですが、デジタルとアナログの両面からの判断が出来るようになりました。

写真

オーディオ写真

上記オーディオの写真は、大巻フィルムロールからフィルムパトローネに暗所で巻取り、カメラにセット、撮影後自身で現像・引き伸ばしをしています。
(写真中央上部に写っている渚ゆう子の写真も自身で、現像・引き延ばしをしています)
現像・引き延ばしに必要な現像液・定着液などは自身でレシピを調合し、調合比率により写真の表現の違いなどを確認していました。

写真の場合、化学の知識から上記調合比率を変えていましたが、この知識が分析で使用されるHPLC(高速液体クロマトグラフィー)の移動相の種類・混合比などの考え方にも共通します。

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